スマートホームの世界が掲げる現在進行形のテーマは、普通の製品やシステムをつながったものにするガジェットやツールの開発だ。テクノロジーを追加してその利用法を改善してやれば、本来的にはまだまだ使えるものを大量に破棄せずに済む。
最新の動きは、Shine Bathroom(シャイン・バスルーム)というサンタバーバラのスマートホーム系スタートアップが、その最初の製品の製造と流通のためのシード投資として75万ドル(約8100万円)を調達したことだ。今あるトイレに取り付けるだけでスマートトイレに変身させてくれるアクセサリーだ。汚い仕事だが、誰かがやらなければならない。
Shine Bathroomの当面の目標は、従来の生態系に優しくないトイレの掃除方法を流し去ること。そして、配管に問題があれば水道修理屋さんを呼ばずに直す手伝いをすることだ。
長期的な展望は、テクノロジーと科学を応用してトイレ全体を再構築し、天然資源の負担を減らすことにある。それを、消費者である私たちが望むかたちで使えるようにするために、この新製品を市場に投入してテストを行う。
「トイレは、基本的な衛生を保つための場所から、1日の始まりの準備をする場所へと変化しています」と話すのはShine Bathroomの創設者でCEOのChris Herbert(クリス・ハーバート)氏。「健康とセルフケアは、ますます自宅で行うようになりま
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