ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

GPIF理事長、内部通報への不適切な対応で経営委員会が厳しい処分

経済ニュース
ひさびさの内部通報制度に関するエントリーです。10月19日の日経・朝日等各紙において、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の理事長が「女性職員(NHKニュースによると30代の女性職員)との特別な関係を疑われかねない行為があった」とする通報に対して、不適切な対応があったとして同法人から制裁処分を受けたことが報じられました(GPIFのリリースはこちらです)。
GPIF髙橋則広理事長(公式サイトより)
ネット上では「こんなことをしているのに、この程度の処分とは甘すぎる!」といった意見が多いようですが、私自身としては経営委員会が調査のうえで制裁処分を行い、これを公表した姿勢は評価できると思いますし、ガバナンスが機能した事例ではないでしょうか。理事長の反論も公表している点は公正と思いました。
上記のGPIFのリリースを読みますと、同法人の経営委員会が「理事長に対する制裁の根拠事実」として、①理事長が女性職員と特別な関係にあると疑われるような行動に及んだ事実(多数回にわたる会食、公用車への複数回の同乗、情実採用を疑わせる行動)、②理事長宛の内部通報が、メールや書簡にて昨年12月以降に複数回届いたにもかかわらず、今年9月まで内部通報案件として監査委員に報告をしていなかった事実を挙げています(なお、②の事実については時事通信の記事からの引用を含みます)。
なお、GPIFの内部通報規程を読みま

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました