HBOのストリーミングサービスはオリジナル番組を強みにして成功してきたが、AT&Tに買収されて以来、並外れたコンテンツを集めたストリーミングサービスのスーパーグループを作って消費者を引きつけ、さらに売上を伸ばすことを求められてきた。
これまでもHBOは、ストリーミングサービスのHBO Maxのためにコンテンツを買い漁ってきた。「フレンズ」や「ビッグバン・セオリー」などの権利を買い取った同社がは、その膨大な資金に物を言わせて、多くの人々に愛されている日本のアニメーショングループであるスタジオジブリの作品を、米国契約ユーザー限定でウェブに公開する。
「Princess Mononoke」(もののけ姫)、「Spirited Away」(千と千尋の神隠し)、「My Neighbor Totoro」(となりのトトロ)、「Howl’s Moving Castle」(ハウルの動く城)など、21作品すべてが2020年中にやってくる。「The Wind Rises」(風立ちぬ)が2020年秋になるほかは、来春の早い時期に配信予定だ。
この契約はスタジオジブリにとって極めて注目すべきものだ。これまで同スタジオの作品はいかなる形でもオンラインで合法的に視聴あるいはダウンロードできなかった。それは意図的な方針だっと見られており、HBOの札束が長年抱かれていた信念を変えさせたものと思われ
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