<CASE STUDY> SDGs の「最新事例」を自治体や企業の活動に見た。
ケース①
対談:つくば市の先進事例に見る
SDGsの在るべき姿
世界屈指の研究学園都市として知られる茨城県つくば市。
2018年2月に「持続可能都市ヴィジョン」を公表すると、同6月には内閣府から「SDGs未来都市」に選定されています。先進的な行政の取り組み事例を通し、SDGs活動に関するヒントを探すべく、五十嵐立青市長に、電通Team SDGsの池田百合氏が聞きました。
つくば市長
五十嵐立青氏
電通Team SDGs
池田百合氏
SDGsは世界の共通言語
池田:SDGs未来都市に選定されたつくば市ですが、SDGsに取り組もうと考えたきっかけは?
五十嵐:つくば市は1985年のつくば万博開催、2005年のつくばエクスプレス開業など、研究学園都市として整備された環境にあります。つくば市のSDGsの特徴はSociety5.0とSDGsを組み合わせていることです。つくば市のゴールと、SDGsのゴールは同じ方向を向いています。科学技術を通して市民を幸せにすることはもちろん、人類に貢献することが、つくば市の使命だと捉えています。
また「誰一人取り残さない包摂社会をつくっていく」というのが私の政治信条。市長になってもう離れていますが、もともと障がい者が働く農
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