兵庫県姫路市がこの夏、市役所庁舎内の室内温度を25度に設定したところ、残業時間が減少するなど業務効率がアップしたことがネットで話題になっている。環境省が2005年から推進してきた「クールビズ」の室温目安28度の妥当性があったのか、疑念を膨らませてしまったからだ。
姫路市内(写真AC)
きっかけは7日に市長の定例記者会見で検証結果が明らかにしたもので、地元紙・神戸新聞の記事はヤフーニュースにも配信されて全国的な注目を集めつつある。
室温設定25度で 職員の8割強「効率上がった」 https://t.co/x1K3D73v2x #神戸新聞 #姫路市 pic.twitter.com/h0fdZdWW22
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) 2019年10月8日
筆者が、このローカル記事の存在を知ったのは、姫路で高校時代を過ごした安積明子さんがFacebookで当該記事を紹介していたことによる全くの偶然だったのだが、よりによってと苦笑してしまった。言わずもがな、クールビズを始めた時の環境相は現東京都知事の小池百合子氏で、彼女の代表的な看板政策だ。
そして、現在の環境相は、迷言続きで組閣後の政治ニュースの炎上案件を一定に引き受け、早くも「これが最初で最後の大臣か?」と言う呼び声も聞こえ始めた小泉進次郎氏。小池氏と小泉氏、14年越しに「失政」の疑いが浮上したところで役者が揃ったわけ
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