数日前、元都議会議員、現参議院議員の音喜多氏が、議会における一般質問について、「都議会と国会の違い」という趣旨の記事を公開しました。
私としては、比較政治学的に(というか、議会運営の実務レベルの比較として)とても参考になる記事でした。
どんな仕事でもそうですが、中に入ってしまうと当たり前のことでも、外からはまったく見えないことが多くあります。
そこで今回は、音喜多氏の記事にならって「佐倉市議会の質問・答弁調整」を、音喜多氏よりはちょっとだけ詳細に、事務手順も含め書いてみたいと思います。
筆者作
できれば、他市の市町村議会について状況を知りたいところですが、まずは私が先陣を切って、全国月間1,000万PVのアゴラ読者に、広くわが佐倉市議会の状況を公開したいと思います。
佐倉市議会の一般質問における「質問・答弁調整」
1. 課題に関するヒアリング
議員個人が、「むむっ」と思うポイントを、市役所の担当部、もしくは課(以下「担当課」とする)にヒアリングします。その時点では、その点を一般質問とするかどうかは決めていません。通常電話での確認ですみますが、必要に応じてアポイントをとる場合もあります。私の場合、議会側の部屋(私の場合無会派議員用に用意された部屋)に来てもらうのは先方の移動時間が無駄になってしまうので、担当課まで足を運ぶようにしています。
また、この「むむっ」というポイントは、もちろ
スポンサーリンク
こんなに違う!国、都、市の答弁調整。一般質問の話
最近の投稿
- 世界の将来人口推計ダッシュボードを作って、日本の将来人口への想い
- ソウルで「COME UP」が開催、ジェトロブースにスタートアップ6社が参加(韓国) | ビジネス短信
- 【界隈消費・コミュニティへの回帰】mixi2リリースでSNS戦略はどう変わる?
- Stephen Curry’s Penny Jar Capital files to raise a Fund II
- 103万円から178万円へ――基礎控除等引き上げの影響分析
- AIエージェント向け仕様・実装市場の構想
- 自分の仕事を手放してみたらめちゃくちゃよかった話
- Qiita最大規模のエンジニアイベント Qiita Conference
- Google joins $90M investment into Cassava to bolster Africa’s digital infrastructure
- Google says customers can use its AI in ‘high-risk’ domains, so long as there’s human supervision
コメント