Photos by K.Bito
子どもを題材にしつつも、どこか不気味な絵だ。細い線で描く絵は独自の雰囲気をもつ。読むたびにが問いかけてくる。読むたびに気づくことがある。けっして平常心で読むことはできない。
今回は、『きらわれもののマルー』(みらいパブリッシング/絵・はらふう、作・はらひで著)を紹介したい。
この本の主人公マルーは、笑うことしかできない。人に迷惑をかけてばかり。みんなにきらわれてばかり。そんなマルーを誰が創ったのか?父と娘の「大人の絵本創作ユニット」による作品。「怖すぎる」と二度と読まない人もいれば、「考えさせられる」と何度も読む人もいる。非常にインパクトのある作品。
脳裏に浮かんだのが、特別支援教育家として活動する、向野幾世さんの『お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい』(サンケイ出版)。これは、15年間を精一杯生きた、脳性マヒ児の「いのちの詩」。「小川宏ショー」を始めマスコミで大きく取り上げられ大変な反響になる。今でも多くの人に「生命の大切さ」を訴え続けている。
ノーマライゼーションは、デンマークのバンクミケルセン(1919~1990)によって提唱された概念である。「障害者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿(あるべき姿)である」としている。
東京オリパラの開催によって、障害者に対する理解は高まり
スポンサーリンク
弱い者、ハンディある者への哀憫と共感を学べる教材
最近の投稿
- 紀元前3世紀のシラクサの戦いで、ローマ軍を退けた秘密兵器は、なんと「ソーラーレーザー」…太陽エネルギーを集めて、敵艦を殲滅
- じつは「どちらがいいコーチでしょう」じゃなかったんだ…プロの指導者だけに伝えた「予想外の問いかけ」と、衝撃の答え
- クリスマスに食べるべきは「フレンチ」ではなく「和食」
- 生者と死者との関係は、宗教以前の領域に由来する
- 中国出張の邦人女性にスパイ罪適用、日本国内での行動で6年間も服役
- Google、Android XRで拡張現実の境界を超える AIとXR、ヘッドセットと眼鏡が開く新たな可能性 | インターネット | 東洋経済オンライン
- ニーズの把握〜50代のビジネスパーソンへのアドバイス
- 住宅ローン「団信」特約、後悔しない選び方の極意 「特約を付ければよかった」後悔する人が多数 | 街・住まい | 東洋経済オンライン
- 【紅白歌合戦】本木雅弘がコンドームを巻きつけお茶の間を戦慄させた衝撃事件〈再配信〉 – ノスタル研究所
- 【無料公開】18億円搾取の農協保険トップ営業、対馬の海に沈む…JA共済連の無責任体質が露呈 – Diamond Premiumセレクション
コメント