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『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』に学ぶ「今そこにある危機」

経済ニュース
2019年6月1日、米国は国交回復以来40年以上続いた「ワン・チャイナ・ポリシー」政策を見直した。
米国防総省は6月1日、「2019年インド太平洋戦略報告書」を発表した。このなかで、米国は台湾について、地域のパートナーシップを強化する4つの「民主主義の国家の一つ」として取り上げた。
(ロイター6月5日「台湾と関係強化へ 米国防省、2019年インド太平洋戦略報告を発表」より抜粋、太字は筆者)
米国による衝撃的なこの対中政策変更について、日本のメディアはあまり反応しなかった。多くの日本人にとってその関心が薄い理由は、「東シナ海を舞台とした水面下の覇権争いのメカニズムが良く解らない」からだろう。
5月30日に行われた米空軍士官学校の卒業式。卒業生の出身国の一つとして台湾の旗が掲げられた(The White House/flickr:編集部)
そのような日本人にとって必読の良書が8月に出版された。『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』(江崎道朗・著、PHP新書)である。同書は安全保障の意識が低い日本人が曝されているリスクについて、確かな根拠を伴う説明で明瞭に描き出す。日本人を70年に渡る「平和の眠り」から覚まさせてくれる警世の書である。また、話題のヴェノナ文書の研究も反映されているので、事情を熟知している方にもアップデートに利用できるだろう。

朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作 (PHP新

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