ロシュ・ダイアグノスティックスとディー・エヌ・エー(DeNA)子会社のDeSCヘルスケアは10月3日、子宮頸がん検診の受診率向上を目指す「Blue Star Project」(ブルースタープロジェクト)を共同で発足させた。子宮頸がんは、女性のがん罹患統計では5位に入り、国内の年間罹患数は約1万900例、年間死亡者数は約2900名と言われている。しかし、全世代の検診受診率は欧米諸国の70%~80%に対し、日本では42%程度と低いことから、同プロジェクトが立ち上がった。
ロシュは、臨床検査用の診断薬・機器を開発している企業。子宮頸がんについては、その原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)検査による早期発見の重要性を訴求するとともに、子宮頸がん予防のためのさまざまな啓発活動に取り組んでいるそうだ。
DeNAは、ゲームやスポーツなどの事業で培ったノウハウを生かして、楽しみながら健康を維持し、社会全体の健康寿命延伸につながることを目指した、さまざまなヘルスケアサービスの提供や研究活動を進めている。DeSCヘルスケアは、DeNAと住友商事の合弁会社で、健康組合向け保険サービスなどを提供している。
Blue Star Projectでは特設サイトを開設し、子宮頸がん検診への理解を促進することを目的としたコンテンツを配信。具体的施策の第1弾としては、神奈川県横浜市をモデル地区とした啓発活動を開
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