東日本大震災での大津波で福島第一原発を含めて大きな被害が出たことで、869年(貞観11年5月26日)の貞観地震による大津波が、陸奥の国府多賀城にまで押し寄せ大きな被害があったということが注目された。(動画は貞観地震の断層モデルに基づく津波のシミュレーション結果を示したもの、産業技術総合研究所YouTubeより:編集部)
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=RW9tBLJu90Y]
規模も場所もほぼ同じの双子のような地震だった。そして、福島第一原発の被害も予想できたのではないかという批判も高まり、研究会でそういう可能性にも備えねばと言う議論が出ていたはずということで、会社の最高幹部にも刑事罰を問えという裁判まで起こされた。
私はこういう歴史上あったことくらいは、対策を立てるべきだと思いますし、立てなかったら刑事罰に問うのも制度論としては有りだと思う。ただ、日本では怖い可能性を論じるのはタブーである。対策をたてなくてはならないからだ。外国軍隊の侵略は語ってはいけない。なぜなら、憲法第九条を改正しなくてはならなくなるからだ。津波対策は必要だが、外国軍隊の侵略には備えなくていいなんてあり得ないのだが。
現実には、南海トラフ地震とか首都直下地震とか必ず来ることが分かっている災害ですら、予想被害が大きすぎるとかいって臆病になっている。
死者ゼロなん
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