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ラスト1マイルではない、宅配の急所

経済ニュース
ラスト1マイルという言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?宅配業者がA地点からB地点にものを運ぶのに一番手間がかかるのは最後の1マイル(1.6キロ)だというわけです。最近はあらゆるものを運ぶことがサービスの付加価値と考えらえる時代になりました。レストランの食事も「運ぶ」時代ですが、これだけ進化した現代社会ですが、いまだに人間が汗をかきかき顧客に物品を運ばざるを得ません。
(写真AC:編集部)
宅配業者は様々な工夫をしているため今は1マイルの問題というより、顧客と商品の接点だけの問題、つまり接続の問題になっていると考えています。では何か良い方法がないものでしょうか?
物流の進化は目覚ましく、国内も国際宅配便も非常にスムーズになっています。それは移動の「幹」の部分が太く、かつ高速になっているからであります。そこから枝葉に分かれるのですが、枝葉も以前に比べて多様化しています。
例えばJR北海道などは一部で通常の旅客車両に宅配荷物を積んで駅間の移動をしているところもあります。バスやタクシーも宅配兼業で普通で使われています。国際宅急便も通常の旅客便に荷物を積んでいるのはご存知でしょう。つまり、今の時代、人間と宅配便の混載は当たり前になってきたともいえるのです。
多くの宅配荷物は地域ごとにある集配センターにまとまった形で配送され、そこから自転車やバイク、軽自動車などで各住戸に回り

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