石破 茂です。
党役員、政務調査会、国会の委員会等の人事も概ね終了し、来週10月4日から臨時国会が始まります。政府・与党も野党も真剣勝負です。まともにきちんと噛み合った議論が交わされ、国民が覚醒するような論戦を望みます。
野党時代、政調会長や予算委員会の筆頭理事として、かなり多く予算委員会の質問に立ったように思うのですが、質問前には長くて一週間、少なくとも数日をかけて、質問の構成を組み立てたものでした。鳩山・菅・野田総理や民主党の閣僚の発言をすべて精査し、新聞や雑誌の論説を分析し、関係する文献や論文を国会図書館から取り寄せて、いくつもの質問を作り、こう問えばこのように答えるであろう、と相手の答弁を幾通りか想定し、それに対する更問(さらとい)や更々問を作り、全体を時間内に収めるように取捨選択して組み立てる。こういった作業はとても勉強になったことでした。
これは政府側で答弁する立場である大臣の職にあった時も同様で、質問者の書いた論文や過去の質問を分析し、所属政党の機関紙の論説にも目を通した上で、答弁を予め組み立てる、という努力を至らないながらも懸命に致しておりました。最近は国会論戦に立つ機会もほとんど無くなってしまったのですが、このような気持ちを失いたくないと思っております。
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憲法改正について、巷間「改憲シフト」と言われる新体制も決まりました。
未だに気になるのは、第9条第2項を削
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国際法における「軍」など
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