マイナス金利政策を導入して欧州では丸5年、日本では丸3年が経つ。その効用として取り沙汰されるのは不動産を含むリスク資産価格の上昇や金融機関収益の押し下げくらいであり、最終的なゴールであったはずの物価の押し上げについては両地域とも実現していないのが現実だ。マイナス金利を採用する国では導入当初、「そう長くは続けられない」という声が多かった。しかし、現在では「準備預金に階層化システムを強化することで銀行部門への影響を限定すれば深掘りは可能」という風潮も感じられる。日銀がECBがマイナス金利の深掘りを検討する本当の理由を探った。
Source: 現代ビジネス
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功罪のマイナス金利、日銀もECBも「深掘り」を検討する本当のワケ
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