人事は現場とどう向き合う?
世の中には、なかなか否定しにくい言葉があります。例えば「自責であれ」。いくら本当は問題の責任が他者にあったとしても「変えられないのは他人と過去。変えられるのは自分と未来」とか言われては、なかなか反論できません。反論すると「他責な人だ」と低評価を受けることにもなりかねません。
同じような言葉に「現場主義」というものがあります。「真実はすべて現場にある」「事件は会議室ではなく現場で起こっている」などと言われては、現場を軽視することはなかなかできません。ただ、私が一つ思うのは、人事はなんでもかんでも現場に従っていればよいわけではないということです。(人材研究所代表・曽和利光)
「現場の言うことを聞く」は現場主義ではない
Source: キャリコネ
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