CDNやネットセキュリティを提供しているCloudflare(クラウドフレア)が、ボットとの戦いを新しい「ファイトモード」で強化する。同社によれば、それは悪意ある活動を行うボット運用者たちを苛立たせ活動意欲をくじくものだという。
ボットはウェブサイトをスクレイピングし、開発者アクセス権を悪用して大量のユーザーデータをダウンロードすることで悪名高い存在だ。またボットはしばしば、コンサートや航空券の価格を最低価格で大量に購入し、より高い価格で売却することでシステムをずる賢く利用しようとすることがある。さらに悪いことには、その中には実際のユーザーのふりをして盗んだパスワードのリストを使い、さまざまなウェブサイトへの無差別攻撃を行うものもある。
Cloudflareは、毎日30億件のボットリクエストを受け取っている。そして、ついに同社は「反撃することを決意した」と発表した。
米国時間9月24日、Cloudflareがすべてのアカウントに対して無料オプトイン機能として提供を始めた新しい「ボットファイトモード」は、ボットを検出するとそれに対して意図的に計算集約的な課題で挑戦する。ボットが解決不可能なパズル(事実上、ボットにのみに見える小さなコード)を処理しようとすると、ボットのサーバーは処理能力を最大化し、クラウドリソースを増やし、ボット運用者のコストを押し上げる結果になる。
同社は、そうする
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