「Z世代」のティーン向けのデビットカードとアプリを設計するスペインのMittoが、シードラウンドで200万ユーロ(約2億4000万円)を調達した。Z世代とは、一般に1990年代後半から2010年に生まれた世代を指す。
このラウンドでは、スペインの銀行のBanco Sabadellが、同銀行のイノベーション&ベンチャー投資会社であるInnoCellsを通じて支援した。ほかにAthos Capitalや、スペインのソーシャルメディアインフルエンサーであるAuronPlayとWismichuなども参加した。
Z世代(14歳以上)が既存の支払いソリューションを利用しようとした際の欠落を解決するというMittoは、オンラインやオフラインの支払いに使えるデジタルウォレットや物理カードを提供している。保護者はウォレットにインスタントマネーを補充することで子供にお金を送る。また、子供の「購入」プロファイルをおおまかに知ることもできる。
子供側にとっては、Mittoを使うことで経済的にある程度独立し、自分のお金の使い方を理解することができる。さらに広い意味では、MittoはZ世代の金銭的なリテラシーを養いたいという。
Mittoの共同創業者のMarcos Cuevas(マルコス・クエバス)氏は「Z世代はデジタルネイティブでありながら、現在はデジタルマネーを使うツールを簡単に利用することができない。M
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Z世代向け支払いソリューションのMittoが約2億4000万円を調達
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