日本各地の自治体が、カジノ誘致のプレゼンで掲げるメリットしては、地域で大量の雇用を生み出せることを挙げている。それ自体は間違いではなく、日本がカジノビジネスの手本としていシンガポールでは「マリーナベイサンズ」と「リゾートワールド・セントーサ」、2ヶ所の統合リゾート施設で、約2万5千人を採用しており、それ以外でも、周辺の飲食・小売業、金融業、交通サービスでの仕事が増えている。
ただし、カジノの現場では薄給で働く者が多い。ブラックジャックやバカラなどテーブルゲームの進行役となる「カジノディーラー」は、日本では、これまで存在しなかった専門職として注目されている。単純にみて、テーブルゲーム1台(1日24時間稼働)に、交代制で最低でも3人のディーラーが必要になるため、テーブルが300台あるカジノ施設では、900人以上のディーラーを採用しなくてはいけない。
Source: 起業3
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