洋服や住居、家具といった生活には欠かせないインフラから、映画(動画)や音楽、書籍のように日々の暮らしを豊かにしてくれるエンタメまで、今やあらゆるものの“サブスク化”が加速している。
今回紹介するのも9月17日にローンチされたばかりのサブスクリプション型サービス「ポルト」。このサービスがサブスク化するのは大学受験生向けの参考書だ。
開発したのは学習管理アプリ「Studyplus」を展開する教育系スタートアップのスタディプラスで、ポルトは同社にとっての新規事業となる。
出版社12社が参画、人気参考書など30冊が使い放題
ポルトは大学受験生向けの電子参考書を月額980円で自由に使えるスマホアプリだ。
紙の参考書をシンプルに電子書籍化したものとは違い、スタディプラス側で各参考書のデザインをスマホに最適化した形で提供するため、アプリからでも使いやすいのが特徴。問題ごとに解答・解説がチェックできる機能や、英単語や英文を読み上げてくれる機能を備える。
またデジタルのメリットを活かして各参考書の進捗率や正答率といったデータを蓄積したり、しおりや付箋を使う感覚で後からチェックしたい問題を簡単にブックマークすることも可能。スマホで参考書や問題集を開きながら「紙のノート」に問題を解いていく使い方も想定し、ノートを撮影した写真データを参考書ごとに紐付けて管理できる機能も用意されて
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