SFやフリンジ科学のファンなら「宇宙エレベーター」の構想にはなじみがあるだろう。まさしくその名の通りのものであり、現在の科学ではまったく実現不可能だ。しかし、2人の科学者は代替案を発見したと考えている。月エレベーターだ。それはわずかにバカバカしさの少ない技術だ。
宇宙エレベーターは、アーサー・C・クラークが小説「楽園の泉」で初めて詳しく探求した構想で、実質的には宇宙に到達するほど背の高いタワーだ。宇宙船や物質を地表から軌道に送り込む代わりに、このタワーのエレベーターに載せるだけで、頂上に着けばそこは高度約4万2000kmの対地同期軌道で、重力に引っ張られることなくあらゆる意図や目的のために使える。
楽しいアイデアだが、単純な事実としてこのタワーは自身の重さを支えるだけの強度を持ち、反対側にはカウンターウェイトを置く必要もあり、これを実現できる材料は発見されたことがないのはもちろん、考えることもできない。絶対に。そのため宇宙エレベーターは提言されて以来、サイエンスフィクションの「フィクション」側に置かれている。だからといって特許を申請する人を妨げるものはない。
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しかし、宇宙エレベーターをさらに大きくして、現在入手可能な材料で作れると私が言ったらどうだろうか?私にそ
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