100年企業を目指して、新たな価値をCRAZYにつくり続ける
「人を想いつづける」を企業理念に、日用品、薬品、食品と三つの事業を展開するクラシエ。社名変更から10年の2017年7月にはビジョン「CRAZY KRACIE」を掲げ、未知との遭遇や新しい発想によって変化に適応し、新しい価値を創造し続ける企業を目指しています。同社の岩倉昌弘社長は、これからどんな未来を創造していきたいと考えているのでしょうか。
電通ビジネスデザインスクエア(以下、BDS)のメンバーが、パートナー企業と行う未来創造の現場を紹介する本連載。今回は、岩倉氏とBDSプランナーの吉田将英が推進する、社内風土改革や先駆的事例創造の共創プロジェクト「CRAZY創造部」のことや、今後クラシエが目指すビジョンについて語りました。
クラシエホールディングス岩倉昌弘氏(左)と電通BDS吉田将英氏
CRAZYの正体とは?自分で考えるからこそ同じ目標に向かっていける
吉田:僕が岩倉社長に初めてお会いしたのは一昨年、まだ専務でいらっしゃったときでした。ごあいさつに伺った翌日に社長就任が発表されてとても驚きましたが、前日にお会いできたのも何かのご縁だと感じていました(笑)。僕らには、どのような印象を持たれましたか?
岩倉:経営立て直しの時期を経て、やっと普通の会社になりましたが、それは「あくまでスタートラインに立ったということだ」と思っている時期で
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