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Telegramが「未送信」の写真や動画を削除できないバグを修正

モバイルメッセージングアプリのTelegramは、ユーザーが他人からの「未送信」の写真や動画を復元できるバグを修正した。
1億人以上のユーザーを持つTelegramには、ユーザーが誤ってメッセージを送信した場合などに、他のユーザーの受信ボックスから送信されたメッセージを「未送信」にできる機能がある。
しかし、セキュリティ研究者のDhiraj Mishra(ディラジ・ミシュラ)氏はこの機能に関するプライバシーの問題を発見し、TechCrunchに独占公開している。Telegramはユーザーの端末からはメッセージを削除するものの、送信された写真やビデオはユーザーのスマートフォンに保存されているのだ。
WhatsAppのような他のメッセージングアプリにも同じような「未送信」機能があったが、こちらはテストしたところ、メッセージとコンテンツの両方が削除された。
ミシュラ氏によると、Android版のTelegramは写真や動画をスマートフォンの内部ストレージに恒久的に保存する仕様だという。
「これはグループ会話にも当てはまります」とミシュラ氏はTechCrunchに語った。「もし10万人のTelegramグループがあり、誤ってメディアメッセージを送信して削除した場合、チャットからは削除されるが10万人全員のスマートフォンのストレージには残る」と同氏は伝えている。
Telegramのユーザー

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