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動物にやさしかった子どもが史上最悪の大量虐殺を実行するに至る経路

人は誰もが罪びとだ。これを完全否定できる人はたぶん、いないだろう。読者の中にも心の底に、社会的にはけっして許されないとわかっている欲望を密かに抱えている人がいるのではないだろうか。とすると、実際に目にする「邪悪」な事件は、どんな人物が、どんな脳と心の働きで実行に及んだのだろうか。彼らは私たちとは違う「モンスター」なのだろうか。最新刊『悪について誰もが知るべき10の事実』の著者で、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの犯罪心理学者であるジュリア・ショウ氏は、警察や軍での仕事を通じて、みずからを「モンスター狩りがおこなわれる世界からきた」という。
「それは警察官や検事、一般の人たちが集団で復讐しようと、殺人犯やレイプ犯を探しまわる世界のことだ。彼らが狩りをするのは、社会組織を守り、悪事を働いたとされる者たちを罰したいからだ。ところが困ったことに、そういったモンスターが実際には存在しない場合がある」(『悪について誰もが知るべき10の事実』はじめに)
「モンスター」は誰なのか? 「悪」を排除するのではなく、むしろ「悪」を理解し共感することは、巡り巡って自分がこれからおこなうべき行動の指針になる。そんな趣旨で書かれた本書から、まず「善人」と「悪人」を分けたがる、どうしようもない脳のはたらきについて、抜粋をお届けしたい。
Source: 現代ビジネス

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