新興市場の都市が、交通渋滞のためにますます危険となっている道路と格闘する中、メキシコで民間の高級輸送シャトルを提供するスタートアップUrbvan(アーバン)が、新ラウンドで900万ドル(約10億円)を調達した。
Joan Matos Albino(ジョアン・マトス・アルビノ)氏とRenato Picard(レナート・ピカード)氏が共同で創業したUrbvanは、今はなきChariotのようなスタートアップの後を受け継いで、新興市場のエコシステムのニーズに合わせてビジネスを作り上げている。
ポルトガル出身のアルビノ氏は、Rocket InternetのスタートアップであるLinioの従業員としてメキシコシティにやって来た。Linioは長続きしなかったが、アルビノ氏はメキシコに留まり、最終的にはスタートアップのMelcadoniで働き始め、そこでピカード氏と出会った。
2人は、ChariotがY Combinatorからローンチされた当初の成功を見ていたが、インドのスタートアップであるShuttlのような会社も追いかけていた。
「我々は共有モビリティを、よりアクセスしやすく、少しだけ効率的にしたかった」とアルビノ氏は言う。「我々は経済学を研究し、市場も研究した。そして渋滞のひどいラテンアメリカの都市には緊急に対応する必要があることも知った」。
公共交通機関が比較的安全で効率的であると考え
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