7月から国際宇宙ステーションにドッキングしていたSpaceXの商用カプセル「ドラゴン」は、米国時間8月27日に太平洋に着水し、ISS往復を3度経験した初の宇宙船となった。SpaceXは商用カプセルのドラゴンを使って、実験器具、補給品などの貨物をISSに運搬するだけでなく、カプセルを再整備して別の飛行ミッションで再利用することによって、宇宙飛行をより経済的にしようとしている。
SpaceXは、昨日着水したカプセルを回収し陸地に引き上げた。宇宙船にはISSから戻ってきた約2700(1.2トン)の材料や実験結果が積載されていた。今後NASAの地上スタッフが調査、研究に使用する。ドラゴンは5000ポンド(2.3トン)以上の貨物をISSに運び、その半分以上が科学および調査ミッションに関連している。戻ってきた荷物の中には、球形ロボットのCIMONもいた。
AIコンパニオンロボットのCIMONは、ISSで過ごしたあと、SpaceXのドラゴン・カプセルで地球に戻ってきた
SpaceXのドラゴンカプセルは、地球に帰還する際に機体が損なわれないため、壊れやすいものを持ち帰るのに適している。そして同社の次期バージョン、クルードラゴンが運行を開始した際には、補給品や機器の運搬だけでなく、宇宙飛行士を連れ帰ることも期待されている。最初の有人飛行は今年末か来年に実施する計画だ。
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(翻訳:Nob
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SpaceXのドラゴンが3回目のISS補給ミッションを完了
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