顔認証のFace++で知られる北京拠点の人工知能スタートアップであるMegvii Technology(メグビー・テクノロジーズ)が香港証券取引所に上場のための書類を提出した。
目論見書には株式公開の価格や時期は示されていないが、ロイターはMegviiが5〜10億ドルの調達と、今年第4四半期の株式公開を計画していると報じている。Megviiの投資家には、Alibaba、Ant Financial、そして中国銀行が含まれる。直近の資金調達は5月に行われたシリーズDの7億5000万ドルで、これにより企業価値は40億ドル超になったとされている。
清華大学卒業生3人によって2011年に設立されたMegviiは、中国のAIスタートアップを引っ張る存在で、同業他社(ライバル)としてはSenseTimeやYituがいる。そしてAlibabaやAnt Financial、Lenovo、China Mobile、中国政府企業をクライアントに抱える。
香港に上場するというMegviiの決断は、景気低迷、そして香港ハンセン株価指数基準のスランプの原因となっている民主主義運動を含む政情不安に直面している。先月、Alibabaは政治的、経済的環境が好ましいものになるまで香港上場を見合わせること決めたと報道された。
Megviiの目論見書では、売上の急成長と損失の拡大の両方が示されている。これらは好ましい株価
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