芸能人の労働問題が話題だ。吉本興業の所属タレントの扱い方や、ジャニーズ事務所による元SMAPメンバーへの圧力をめぐり、公正取引委員会(公取委)から相次いで注意や意見表明がされるなど、「“働き手”としての芸能人」を巡るさまざまな事件が相次いでいるからだ。しかし、じつはこうした芸能界の労働問題は他人事ではない。いま「雇用によらない働き方」をしている人が急増している中、働く人たちを労働法などの保護から外す動きが加速しているからだ。「労働者ではない人」が急増している危ない現実と、拡大する労働法「保護外し」の最前線――。
Source: 現代ビジネス
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