大政党の党首ポストを目の前でちらつかされれば、それを掴もうとするのが政治家だろう。しかし、例外がある。ドイツの第4次メルケル連立政権に加わっている社会民主党(SPD)だ。
ナーレス党首が6月辞任表明した後、2人党首の指導体制を敷き、暫定党首を決め、今年12月初めに開催される党大会で正式に党首を選出することになったばかりだ。来月1日の党首選立候補登録期限が差し迫ってきたが、党内の大物党員は静かで、これまで手を上げなかった。簡単に言えば、誰も今のSPD党首に就任したくないのだ。
社民党の党首選に候補を表明したショルツ財務相(ドイツ連邦財務省公式サイトから)
独社民党(1863年創設)は東方外交のヴィリー・ブランド、ヘルムート・シュミット、「新中道」を提唱したゲアハルト・シュレーダーといった時代の挑戦に立ち向かった指導者を輩出してきた政党だ。昔の社民党を知っている古参幹部の嘆きは深刻だ。
しかし、捨てる神があれば、拾う神も出てくるものだ。メルケル政権で財務相を務めるオーラフ・ショルツ氏(61)が16日、党首選に候補することを決めたというニュースが報じられたのだ。それが報じられると、社民党内でも「やっと本命候補者が出てきた。これで党首選らしくなる」といったと安堵の声が聞かれるという。ショルツ財務相が誰と組むかは不明だ(SPD党首は今後、男性と女性の2人党首制)。
参考までに、ニーダーザクセ
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ドイツ社民党を救済するのは「誰」?
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