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津田大介氏のお詫びという名の弁解

経済ニュース
あいちトリエンナーレ2019の芸術監督の津田大介氏が[あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」に関するお詫びと報告]なる文書を公開しています。
「あいちトリエンナーレ2019」の出品作の一つである「表現の不自由展・その後」について混乱を招いたことにつき、あいちトリエンナーレ2019の芸術監督として、責任を重く受け止めています。ご迷惑をおかけした関係各所にあらためてお詫び申し上げます。
ここで「お詫び」とは、人間が他者から問題の責任を追及されたときに行う行動に【危機応答 crisis response】の選択肢の一つである【謝罪 apology】を意味します。危機応答とは【危機管理 crisis management】における個人または組織の戦略的選択であり、被害を与える可能性がある事象を発生させた「責任」とその事象が及ぼす「被害」を認めるか否かの組み合わせによって次の4つに区分されます。
【否定 denial】責任も被害も認めない
【弁解 excuse】被害は認めるが責任は認めない
【正当化 justification】責任は認めるが被害は認めない
【謝罪 apology】責任も被害も認める
このような観点から津田氏の今回の「お詫び」の文書を検証してみたいと思います(冒頭の写真は産経ニュースから引用)。
2019年2月28日(木)と3月18日(月)の打ち合わせの段階

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