いまや「経験経済(エクスペリエンス・エコノミー)」の台頭が至る所で見られ、エンターテインメントの世界では顕著である。消費者たちは、映画を見たり、本を読んだりするだけでは飽き足らず、現実の世界でもフィクションに似た経験をしたいと考えているのだ。熱狂的なファンであるほど独自の創作活動に勤しむ傾向にあるが、企業は昨今、彼らの活動を積極的に制限し始めている。知的財産権など法的根拠のみを掲げてファン活動を一方的に潰すような行為は、単にファン離れを招くだけでなく、愛が憎しみに変わることすらあると筆者は指摘する。
Source: ハーバード
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