フレームワークからアイデアは、生まれません
夏は夜。月を求めて夜風に吹かれるのもいいですが、「ギョービー」さえあれば屋内だって最高です。
そう、餃子にビール。パリッとした皮を噛むとあふれる肉汁で口の中をヤケドしそうなところに、慌ててビールを流し込む、その繰り返し。お店でも、手作りでも、冷凍食品でも。薄皮でも、モチモチでも。ひとつ、ふたつのつもりが、たちまち3皿、4皿食べちゃうんですから、おかしいですよね。そうなったら雨が降ろうが、槍が降ろうが、もう、お構いなしです。
いつでも、どこでも、誰とでも、もれなく幸せを生む「餃子+ビール」という公式には、頭が下がる思いです。
さてさて。
イノベーティブな事業・商品開発に関するコンサルティングを始めるに当たって、しばしば「最初に作業計画とスケジュールを示してください」と言われます。
そのお気持ちは本当によく分かるのですが、これがなかなか難しいのです。理由は簡単。アイデアは「〇〇をして、次に××をして」という明確な手順を踏んでできるものではないからです。
「何をいまさら!おまえこそ、四つの手順でアイデアはできると説明してきたじゃないか!!」と怒る方もいらっしゃるでしょうが、ちょっと待っていただきたい。
確かに「感じるモード」で材料を集め、「散らかすモード」で今までにない組み合わせを探しま
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