投資には二種類あります。自分への投資と他人への投資です。自分への投資には勉学やスキルを身に着けるといった「自分自身の品質向上」を通じて将来、より厚遇される職に就く、会社での仕事をよりクオリティアップする、あるいは自分で新しいビジネスを展開するということかと思います。もっと広義の意味としては健康やライフスタイル、人間性そのものの向上という意味合いもあります。ある意味とてもポジティブです。
(写真AC:編集部)
一方、他人への投資とはとてもグリーディー(貪欲)な感じがします。マネーが全てで「札束でほっぺたを叩いてでも」なんていうイメージすら出てきます。たまに見かけるTOB合戦で価格のつり上げ方を見ていると狙った獲物(会社です)を買い取るためにこれでもか、と札束を積み上げるような感じでしょうか?もちろん、あまり良い感じはしません。
私の場合、両方の投資をしますが、基本的には自分への投資を主流に考えています。なぜなら他人への投資は一般にはアンコントローラブル(制御不能)だからであります。例えば私は40社以上の北米上場会社に対する株式投資をしています。当然ながらこの時期は決算泣き笑いである朝、暴騰しているものもあれば暴落しているものもあります。最近、この泣き笑いにイライラしてくるのです。なぜなら決算発表なんて開けてびっくり玉手箱で何が飛び出すか全然予期不能なのです。
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