電動スクーターがどんどん普及しているのはうなずける。扱いが簡単で利用しやすく安価で、しかも短い距離の移動なら楽しい。しかしまだスクーターは完璧ではない。
欠点のひとつは、手信号を出すのがほぼ不可能ということだ。スクーターが人気になり台数が増えてくると危険を招く。アウディはこの問題を解決するかもしれない電動スクーターを、米国時間7月5日に発表した。
アウディは電動SUVに「e-tron」という名前を付けている。今回発表されたのは、この名前を冠したe-tronスクーターで、これまでの電動スクーターとスケートボードのようなしくみを組み合わせている。このスクーターは2000ユーロ(約24万円)と、安くはない。そして使い方はやや複雑なようだ。スケートボードのように体重移動をして足でスクーターをコントロールする。
スクーターの重量は約12kgで、折り畳んだりキャスター付きバッグのように引いて転がしたりすることができる。小回りが利くように車軸が動く4つの車輪が付いている。
このスクーターはサーフィンのようなものだとアウディは説明している。この説明が大げさかどうかはさておき、このスクーターは片手で安全に乗れる。そのため、停止、左折、右折の際に、ほかの車や歩行者、自転車に手信号を出すことができる。
片手で乗れるスクーターはこの製品だけではない。TechCrunchでは先日、Boostedのスクーター
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