こんにちは、広島市議会議員(安佐南区)のむくぎ太一(椋木太一)です。
8月6日、広島は74回目の「原爆の日」を迎えます。
原子爆弾で命を落とされた御霊に祈りを捧げ、これから先、世界が平和であることを誓う日です。
平和記念式典には、広島市民だけでなく、全国津々浦々、世界各国の人々が、「恒久平和」への思いを胸に集います。本来、こういった式典は、静謐な状態で執り行われるべきものです。
昨年8月6日の平和記念式典で挨拶する安倍首相(官邸サイトより)
しかし、近年、平和記念式典の開催中にもかかわらず、デモ団体などが拡声器を使って「アベ(安倍晋三総理)は帰れー」「アベを許さないぞー」などと大音量で叫んだり、太鼓をドンドン打ち鳴らしたりして、とても落ち着かない状態が続いています。
テレビ中継で式典を見たことがある方であれば、安倍晋三総理があいさつしている最中、物々しい雰囲気になっているのを感じたことがあると思います。平和公園の周辺では、こういったことが繰り広げられているのです。
犠牲者を慰霊する場での、このような行為に対し、私は広島市出身者として、とても恥ずかしい思いをしていていました。同時に、祖母が被爆者だった被爆3世として、「犠牲者を冒とくされた」思いで憤っておりました。
「公共の福祉を損ないかねない」市は条例規制検討も
「国際平和都市」を標榜する広島市は事態を重く受け止めたようで、昨年12
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