若者の街、渋谷にて圧倒的な存在感を放つSHIBUYA109。今年で開業から40周年を迎える同館は、著名動画クリエイターとのタイアップやロゴリニューアルなどで常に話題を集め、今も昔も変わらず若者を魅了し続けている。「若者を惹きつけるカギは、若者のインサイトを把握し、リアルとデジタルをシームレスに繋ぎ、融合することである。」そう語る、SHIBUYA109を運営管理する㈱SHIBUYA109エンタテイメント(以下「109E」)でオムニチャネル事業部MDプランニング部長であり、SHIBUYA109総支配人、MAGNET by SHIBUYA109総支配人を務める澤邊氏に、詳しくお話を伺った。
── まず初めに、澤邊さんのキャリアを教えて下さい。
2002年から現109Eに至るまで、東急グループに入社してから約20年経ちます。109Eは以前私が所属していた東急沿線を中心に20以上の商業施設を運営管理している㈱東急モールズデベロップメント(以下「TMD」)の一事業部から2007年に分社化をしました。TMD時代には、とあるモールの担当になり、そのモールの運営業務に8年ほど携わりました。その後はTMDの本社に移り、プロモーションの統括や投資・信託不動産の運用を経験しました。2013年の1月にSHIBUYA109の公式通販担当としてSHIBUA109のEC部門に移り、そこからデジタルにも関わるよう
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