ルーマニア南部カラカルで2人の女性が殺害されるという事件が発生したが、警察側の捜査があまりにもお粗末であったことが判明し、それに抗議するデモが27日、首都ブカレストであった。
▲2件の女性殺人事件の全容解明を要求するルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領(大統領府公式サイトから)
ブカレストからの情報によると、15歳の少女は24日、66歳の容疑者に誘拐された。少女は容疑者が留守の時、警察当局に緊急電話を入れ、助けてほしいと連絡したが、最初は警察側は悪戯電話と受け取り、真剣に対応しなかった。少女は3回、警察に助けを求めたが、警察側が実際に動員され、容疑者の家に入ったのは事件発生19時間後だった。少女は暴行された末、殺されていた。容疑者は27日、逮捕された。
警察から尋問を受けた容疑者は15歳の少女のほか、18歳の女性の殺害も明らかにした。2人の遺体は焼かれ、遺物は容疑者の家や庭で見つかった。18歳の女性の場合、家族が今年4月、行方不明届けを警察に出したが、警察は何も対応してこなかった。そればかりか、女性が殺されていた事すら家族に連絡せず、女性の母親はテレビのニュースで娘の死を知ったという。
2人の女性殺人事件での警察のお粗末な捜査を知った数千人の国民は27日、警察当局、司法省の対応を批判するデモをする一方、ダンチラ社会民主党主導政権の辞任を要求するなど、反政府デモに発展する気配が高まっ
スポンサーリンク
ルーマニア、女性殺人事件での警察の“お粗末”な捜査に国民が怒り
最近の投稿
- “コストだけ”じゃない! 新NISAで買うインデックス投資信託の重要ポイントと注意点を解説 – 一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「新NISAで買うべき株&投信77」2025年度版
- 頭のいい人と悪い人、人生の大事な場面での「決め方」に現れる差とは? – 人生の経営戦略
- 「他責の人」ばかりが支配する職場の恐るべき末路・ワースト1 – 「悩まない人」の考え方
- 【算数オリンピック入賞者多数輩出のカリスマ塾長が教える】「こんなことして何になるの?」が子どもを潰す理由 – 「算数力」は小3までに育てなさい
- 東急線、懐かしい「ギラギラのステンレス車」時代 緑の旧型車が活躍、非冷房も残る80年代の記憶 | 通勤電車 | 東洋経済オンライン
- Coalition ‘concerned’ over UK appointing ex-Amazon exec as antitrust regulator chair
- DeepMind claims its AI performs better than International Mathematical Olympiad gold medalists
- 【教養としての世界史】ヨーロッパで「国境」ができた“超意外な理由” – 地図で学ぶ 世界史「再入門」
- サラリーマンを裕福にした「魔法の不労所得」 – 40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい
- 認知症になったら1000万円かかる!? 今すぐ取り入れたい認知症予防3選 – 1分間瞬読ドリル
コメント