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24億円も海外向け通販で売る再春館製薬所の越境販売を推進する体制作りとは


化粧品通販を手がける再春館製薬所は7月26日、海外向け通販に携わる外国籍のスタッフが100人に達したと発表した。海外向けに販売している製品の製造と顧客対応の拠点は本社を置く熊本県内にある。成長している海外事業を強化するため、外国籍社員の雇用と教育に力を注いでいるという。
2011年に海外事業開始、2018年の売上高は24億円
再春館製薬所は基礎化粧品「ドモホルンリンクル」の海外展開を2011年に開始した。2011年に香港、2012年に台湾、2018年にはタイで通販を開始している。2018年度の海外事業の売上高は、前年度比6.6%増の24億3000万円。
台湾では「ドモホルンリンクル」の利用者が毎年120%のペースで増加し、5回以上購入しているリピート率は80%を超えたという。
海外事業の売上高推移


製造、受注、顧客対応も熊本県内で
海外向けに販売する商品は、熊本県益城町内の自社工場で製造している。台湾やタイの発送拠点へ、こまめに輸送することで製品の長期保管を避けながら、注文の当日または翌日に商品を届けるという。香港や中国、他の国へは自社工場から直送している。
海外からの電話やWebによる問い合わせは、熊本県内の本社コールセンターで対応。顧客対応を行うのは台湾、タイ、中国、香港出身の正社員。「お客様プリーザー」と呼ばれる顧客対応のスタッフは約60人、現場管理や社

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