自分好みのコーヒーを数秒で手軽に買える体験実現へ、無人カフェロボ「√C」が大阪・なんばで実証実験
待ち時間がほとんどなく、自動販売機に近いスピードで自分好みの美味しいコーヒーが手軽に買える——もしそんなサービスがあったらどうだろうか。
今回紹介するNew Innovationsは“需要予測AIを搭載した無人カフェロボット”という切り口で、その世界観を実現しようとチャレンジしているスタートアップだ。
同社の代表を務める中尾渓人氏は現在20歳ながらロボット開発歴約15年。14歳で自律型ロボットによる国際的な研究競技大会「ロボカップジュニア」に日本代表として出場し入賞した実績を持ち、高校在学中からフリーランスとしてシステム開発に携わってきた。
現在手がけている「√C(ルートシー)」はまさにこれまで培ってきたロボット開発の知見も活かして作った無人カフェロボット。需要予測機能を持つこのプロダクトを新幹線のホームや駅の改札付近、オフィスビルやショッピングモールなど人が集まる場所に設置し、顧客を待たせることなくスピーディーに美味しいコーヒーを提供することが目標だ。
そんなNew Innovationsは√Cの実用化に向けて、8月1日より実証実験の第一弾を大阪の南海難波駅と同駅直結の商業施設なんばスカイオにて開始することを明らかにした。
この実証実験は南海電気鉄道とタッグを組んで実施するもの。なんばスカイオの1Fロビー前と南海難波駅2F南口改札
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