長く大雨に悩まされた九州四国地方がようやく落ち着き始めたと思いきや、晴れない上に台風の追い打ちとなる東海、関東は弱り目に祟り目、と思っているビジネス関係者も多いでしょう。屋外プールは大打撃のようです。観光なども伸び悩んでしまうと思いますが、ここは気を取り直して台風一過に期待しましょう。きっとカラッとした夏空が待っています。
では今週のつぶやきです。
市場は夏休みモード
ネタはあれど全然盛り上がらない市場は参加者が夏休みに入っているからでしょう。アメリカの4-6月GDPは2.1%成長と1-3月期の3.1%から減速しましたがアナリストの事前予想1.8%を上回ったことでまずまずの着地となりました。来週のFOMCでの利下げ幅は0.25%でほぼ決まりと見てよいでしょう。
パウエル議長(FRB公式ツイッターより:編集部)
とすれば市場はその引き下げ幅を完全に織り込んでいますのでパウエル議長のステートメントに注目が集まると思いますが、あまり刺激的な発言をされない方ですので9月にもう一度引き下げをするかという早読みになると思います。引き下げの可能性はあり得ると思います。
今回のGDPでも出ているのですが、個人住宅関連が弱いことと投資部門、特に建築投資がマイナス10%となっているのは懸念されるところで企業が先行き不安感を持っているとみられます。
とはいえ、日本ほどではないにせよ、北米市場も夏休みモー
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