河野太郎外相は19日午前、南官杓駐日韓国大使を外務省に呼び出し、朝鮮人労働者の訴訟について、日韓請求権協定にもとづく協議に韓国が応じないことに抗議した。これに対する南大使の「日本側に韓国側の構想をお伝えしてきており…」という通訳の言葉を、河野外相がさえぎって声を荒げた(動画の8:00以降)。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Y9DV71uBG_w]
ちょっと待ってください。韓国側の提案はまったく受け入れられるものではない、国際法違反の状況を是正するものではないということは、以前に韓国側にお伝えしております。それを知らないふりをして改めて提案するのは極めて無礼でございます。
外交の場で、このように相手の話をさえぎることは珍しい。しかもそれをあえてマスコミの前でやったことに、河野氏の戦略が感じられる。「今度は甘やかさないぞ」という意思表示だろう。
韓国が約束を破るのは、これが初めてではない。1993年の河野談話で合意し、日本はアジア女性基金をつくって出資した。この責任の曖昧な方式が前例となり、慰安婦合意のときも財団をつくって日本は10億円出資したが、韓国は慰安婦像を撤去しないで財団を解散してしまった。
ところが文在寅政権は、朝鮮人労働者についてまた「財団をつくろう」という。それが南大使のいう「韓国側の構想」である。朝鮮人労働者の判決は日
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