人材のスキルや教育を管理する「SKILL NOTE」運営が1.2億円の資金調達、製造大手の海外拠点対応を急ぐ
製造業の現場で働く人材のスキルと保有資格を管理する「SKILL NOTE」を開発し提供するイノービアは7月19日、インキュベイトファンド、およびジェネシア・ベンチャーズを引受先とした、1.2億円の第三者割当増資をシードラウンドで実施したことを発表した。
SKILL NOTEは、主に製造業、工事業、IT業の企業が、社員の保有資格やスキル、教育を管理するためのクラウド型システム。
スキルマップや教育訓練記録を作成、記録し管理でき、また、教育訓練の進捗管理や資格更新のアラート通知機能により、教育訓練計画の遅れ、スキルや資格の保有漏れを防ぐことができる。
SKILL NOTEの詳しい内容は、TechCrunch Japanでも以前に紹介しているので、こちらの記事も是非、参考にしてほしいのだが、企業側には事業継続のためのスキル管理ができるといったメリットがあり、人材にとっては計画的にスキルアップすることが可能となるといった利点があるのが特徴的だ。
今回調達した資金をもとに、イノービアでは、UIを改善するほか、カスタマーサクセスを拡充、また、「製造大手企業の海外拠点対応の加速」を視野に入れ、外国語対応を急ぐ。
同社はこれまで、カスタマーサポートという形での「受け身」な対応はとっていたものの、「こちらから出向き、現場で伴走しながら使いこなしていただけるようにしていく」ことでカスタマーサクセスを
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