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「告白」の守秘義務は厳守すべきか

経済ニュース
人は死ぬまで秘密を保持することは難しい。例えば、ウォーターゲート事件(1972年6月~74年8月)の場合でもワシントン・ポスト紙記者に情報を流した情報源「ディ―プ・スロート」と呼ばれた内部情報提供者(マーク・フェルト当時FBI副長官)は「自分だ」と告白してから亡くなった。死ぬ前に、生きている世界での秘密を明らかにし、決着をつけて別の世界に旅立ちたいという衝動に駆られるからだろうか。秘密を自分の墓場まで持っていく人間は案外少ない。
▲オランダ・北ブラバント州にある伝統的な告解室(ウィキぺディアから)
ところで、医者や弁護士には職業上、患者やクライアント(依頼人)の情報を他言してはならない守秘義務がある。ローマカトリック教会の聖職者にも同様の義務がある。告白の守秘だ。信者が告解室で語った内容を他に漏らしてはならない。しかし、聖職者の未成年者への性的虐待事件が多発し、教会への信頼が著しく傷つく一方、教会上層部が性犯罪を犯した聖職者を隠蔽してきたという実態が明らかになった結果、聖職者の告白の守秘義務を撤回すべきだという声が高まってきた。
一人の神父が信者から犯罪行為、性的犯罪を告白されたとする、神父は即警察当局に連絡すべきか、それとも信者の懺悔は神への告白であるから、その秘密を他言しないか、の選択を強いられる。聖職者の未成年者への性的虐待事件が多発して以来、この質問は教会内外で頻繁に問われ

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