月刊誌『正論』の8月号(7月1日発売)に《悠仁親王殿下の教育 私はこう考える》という特集があり、ジャーナリスト 櫻井よしこ、皇學館大學教授 新田均、麗澤大学教授 八木秀次、産経新聞客員論説委員 石川水穂、ジャーナリスト 葛城奈海の各氏のと並んで、私の「世界史教育は小和田恆氏が最適」という論考が掲載されている。
限られた字数だったので舌足らずのところもあるので、少し意図を説明しようと思う。
半藤氏(左)と悠仁様(紀伊国屋書店HP、NHKニュースより:編集部)
「週刊文春」に、作家の半藤一利氏が秋篠宮家に招かれ2時間半にわたって戦争についてレクチャーをしたという記事が載っていた。上皇陛下からのお勧めだという。
小学校高学年になれば学校でも歴史の学習が始まる。また、秋篠宮家はけっこう歴史教育にも熱心で、神武天皇陵などにも年長の愛子様などより早く連れて行かれたし、伊勢神宮や広島・長崎・沖縄も同様だ。
眞子様問題で秋篠宮家の教育に疑問が投げかけられたが、悠仁様については、紀子様も良い意味での教育ママぶりを発揮されているようだ。
その一環ということもできるわけだが、戦争のことを半藤氏からと聞けば、将来の天皇となるべき方が戦争を理解されるのに、まず、半藤氏から話を聞かれるというのが妥当なのかは首をひねる人が多いかと思う。
少年であるからあまり特定の傾向に影響されてしまうのはよくないので、学校で学
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