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アプリ会員は購入回数・金額が10%以上増加――エディオンのデジタルメディア活用戦略


家電量販店チェーンのエディオンは、チラシによる販促を縮小し、会員アプリを活用した販促施策を強化している。
アプリ会員の登録後1年間の購入金額と購入回数が、それぞれ前年比10%以上増加するなど、アプリが販促効果を発揮したため。2019年度に70万人の新規アプリ会員の獲得をめざす。
2019年3月期の決算説明会資料によると、「エディオンカード会員」や「あんしん保証カード会員」のアプリ会員は、登録後1年間の購入金額が前年比12.5%増、購入回数は同17.6%増(1.2回増)の8.0回に増えている。
一方、「エディオンカード会員」や「あんしん保証カード会員」のうち、アプリ会員に登録していない顧客は、登録後1年間の購入金額が同4.9%減、購入回数は同2.1%減(0.1回減)だった。
2017年4月~2018年3月に登録したアプリ会員の登録前後1年の購入変化(画像はディオンの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

紙の新聞購読部数が年々減少するなど、消費者の接触メディアが紙からデジタルへと移行していることを受け、チラシを大幅に減らす方針。
一方、デジタルでの顧客接点を強化するため、アプリユーザーに対してセール情報やクーポンなどを継続的に提供。また、FacebookやTwitter、Instagram、LINEなどで情報を発信し、会員以外の見込み客との接点も創出する。
デジタ

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