多拠点コリビング(co-living)サービス「ADDress」を展開するアドレスは、京都、福岡、宮崎、熊本、鹿児島などの拠点を今夏から稼働させることを発表した。宮崎・日南では商店街、熊本・多良木では寝台特急をリニューアル、鹿児島・屋久島は離島など特徴的な拠点が増える。また9月末までに全国26拠点となる。同社としては、年内100拠点に向けて拠点開発を進めるとのこと。
ADDress は、同社が運営する拠点であればどこでも最長1週間住み放題になるサブスクリプション型の多拠点居住のシェアサービス。各拠点ともシェアハウスと同様に、個室を確保しつつリビングやキッチンなどは共有となる。空き家や別荘を活用することで、空き家問題の解消とコスト抑制を図っている。もちろん、老朽化している拠点はリノベーションが施される。
料金は、Wi-Fi、共有の家具やアメニティの利用、共有スペースの清掃も含めて月額4万円からの低価格を実現しているのが特徴だ。会員同士や地域住民との交流の機会も提供される。具体的な料金や条件は、個人会員は月額5万円もしくは年額48万円(月あたり4万円)、法人会員は月額8万円。同時に複数の拠点利用は不可で、1個室の連続予約は1週間まで。一度に予約できる上限日数は計14日間という制限がある。そのほか、一部の物件は光熱費が別途かかる。
【オープン予定の9拠点】
宮崎・日南(7月下旬)
福岡
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