去る6月6日、コアアップデートに先駆けて、Googleはダイバーシティアップデートの実施をアナウンスしました。ダイバーシティというのは私たちが直接的に測れる指標なので、このアップデートでは特別な機会が与えられます。一連のアップデートを通して、Googleは我々からの期待に応えられたのか、あるいは、単にPRのためのアナウンスだったのか?この記事で検証していきたいと思います。
ダイバーシティの計測方法は何通りもありますので、ここから深く掘り下げていきます。結論を待ちきれないという方のために、端的に申し上げましょう。Googleは技術的にダイバーシティを向上させましたが、アップデートのターゲットは狭く、改善の証明をきちんと行わなければなりません。
ダイバーシティの平均値はどのように改善したか?
MozCastが設定した10,000個のキーワードを使い、SERPの1ページあたりのダイバーシティ平均値を確認してみました。言い換えれば、それぞれの検索結果にいくつの独自のサブドメインが表示されるかを計測した、ということです。Googleの検索結果の1ページ目に表示される実際の検索結果は10個以下であり、このことはデータ上のパーセンテージから読み取ることができます。特に、検索結果ページあたりの独自のサブドメイン率でみれば分るでしょう。以下は30日間(5月19日~6月1
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