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人が使いたい人?

渋沢栄一翁は、「人に使われる者が最も大切にしなければならないのは、主人に『この人物をなるべく永く使いたい』と思わせることである。だから、用事をたくさん言いつけられるというのはとてもよいことで、不平を言うのではなく、幸せだと思わなければならない」と述べられているようです。
野村證券時代を振り返ってみますと、私自身は上の人が使いたいと思い難い人間であったかもしれません(笑)。私は当時、会社組織では上司・部下といった関係性は大事にしなければならないと思っていました。下の者が上の者に対し礼を尽くし敬意を払うことは、チームを秩序立てるために必要だからです。
だからと言って、上司に盲従するだけでは意味がないとも思っていました。ですから、「それは違うのではないですか」「この方が良いのではないですか」といった具合に、自分の主義主張や立場を何時も明確にしていました。それが若造のサラリーマンとしてはユニークと言えばユニークであったのかもしれません。
しかし、一口に上司と言っても色々で、私のように「ノーはノー」「イエスはイエス」というタイプの人間を評価する人もいるわけです。人の人に対する見方は様々ですから、別にそれ自体を気にする必要もないでしょう。私はそれよりも、『論語』の「李氏第十六の八」に「君子に三畏(さんい)あり」とある通り、天命を常に意識し、大人・聖人の言に畏れを抱きながら自分を律し、確固たる主

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