統一地方選を終えて①
統一地方選を終えて②
統一地方選を終えて③ からの続きです。
党の政策を実現するための首長選対策について
今回は地方議会における政策の実現について考えていきたいと思います。
二元代表制だからこそ「首長」が重要
一般にはあまり知られていない地方議会の特徴が、このシリーズの第1回目にも書きましたが、地方議会は「二元代表制」であり、知事、市区長などの「首長」は議会から選ばれるのではなく直接選挙により選ばれます。国政では議会の多数派が首相を選ぶ議院内閣制を採用しているのですが、地方行政に関しては「大統領制」に近い制度を採用しています。
※画像はイメージです(北区HPより:編集部)
このため、首長はその地域の行政機関のトップであり、非常に大きな権限を有しています。議会はおもに行政が提案する予算案や人事案を承認するという執行機関を監視する機能を担っています。
政党の政策実現という観点から論じるならば、その地域での街づくりの方向性の決定を主導したいならば「首長」の地位を選挙で勝ち取る必要が高いと言えます。
逆に、住民の一部の利益を代表するとか、実現したい政策が多岐に渡らない場合、地域行政全般を司る「首長」の立場より「議会」の一議員として自分の政策実現に注力する方が効果的でしょう。
自民党は幅広い地域住民の生活の質の向上と、中長期にわたる街の発展を目指す「国民政党」ですから、
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統一地方選を終えて④ 自民主導で東京再編議論を
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