象徴的な製品デザインと独特な「アルミニウム」の発音で、何十年もの間Apple(アップル)のファンの心を掴み続けた男が会社を去る。サー・ジョナサン・ポール・アイブ(通称ジョニー・アイブ)氏が米国時間6月27日、ファイナンシャル・タイムス誌上で、27年間在籍してきたAppleを去ることを明かした。
アイブ氏は、iPhoneやiPod、そしてさまざまなMacモデルを含む、最も象徴的な家電製品の一群を作り上げたデザインチームを率いてきた人物だ。アイブ氏は2019年の終わりに退職し、来年には新しいプロジェクトLoveFromを立ち上げる。
アイブ氏によれば、この会社の名前は、Appleの創業者である故スティーブ・ジョブズ氏の影響を受けたものであるという。インタビューの中でアイブ氏は次のように語っている。「何年も前にあった従業員会議で、スティーブ(ジョブス)はこう話していました…彼は、最も基本的な動機の1つは、何かを愛と思いやりで作り上げることで、たとえそれがこれまでに会ったことのない人たちのためであっても…そして作ったものを届ける人たちと握手はできないとしても、思いやりをもって作り上げることで、人間たち、つまり人類に対する感謝の念を表現できることだ、と語ったのです」。
Appleはこの動きをプレスリリースで認め、そしてAppleはアイブ氏の新しい会社の顧客であり続けることを表明している。
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ジョナサン・アイブ氏がアップルを去り新会社立ち上げ
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