起業家、経営者にとって大事なのは、世の中を見抜く力です。1つの事象をどう捉えるかで、ものの見え方も、そこから得られる情報も大きく変わります。そうした「着眼点」、実はトレーニングによって鍛えることができるのです。累計20万部を超えるベストセラーとなった『戦略思考トレーニング』シリーズでおなじみの経営コンサルタント・鈴木貴博氏に解説してもらいましょう。
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経営者に必要な「着眼点」の鍛え方 第55回・「安くていい」だけでは売れない
いきなりですが、クイズです!
今年5月にアメリカのトランプ大統領が来日し、安倍総理の「おもてなし」が非常に話題になりました。どこで、どんなものを食べたという話がしきりに報道されましたが、では宮中晩餐会で出された料理のメインディッシュは、何のお肉を使った料理だったでしょうか?
肉料理ですから、候補はある程度限られますよね。できればその理由も一緒に考えてみましょう。
クイズの答えの中に、着眼点を鍛えるポイントがある
昔から、日本食は海外でも人気です。海外から国賓や公賓がやってくると、日本食でおもてなしすることが多いですよね。
お寿司や刺し身、天ぷらなどが定番で、今回のトランプ大統領の来日でも、炉端焼きのお店で夕食を食べる様子がニュースになりましたよね。
今回のクイズは、そうした日本食の話とはちょっと離れますが、「どういった料理でおもてなし
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