米ブルームバーグが24日(日本時間25日)、トランプ大統領が周辺への私的な会話で日米安全保障条約の破棄の可能性について述べていたと報道し、通常国会終盤を迎えた日本の政界では、安倍政権が困惑。ネットでも様々な反応が見られた。
ホワイトハウス公式FB動画より:編集部
ブルームバーグの情報源は、事情に詳しい3人の関係者。「トランプ大統領は日米安保条約が米国にとって不公平だと考えている」としている。記事では、沖縄の米軍基地の米国内への移転措置などへの不満にも触れられているが、「大統領は条約破棄に向けて実際に措置を取ったわけではなく、政権当局者らもそのような動きは極めてありそうもないことだと話している」とも付け加えた。
それでも日本政府は困惑が広がったとみられる。報道直後に菅官房長官が定例記者会見で、「報道にあるような話は全くない。米大統領からも米政府の立場と相いれないものであるという確認を受けている」と述べ(時事通信)、夜には岩屋防衛相がエスパー米国防長官代行との電話会談で日米安保の強化に向けて取り組むことを確認(同)。ただ、政府のこれらの反応について「打ち消し」だと受け止めるメディアも出ている。
“ゴルフ接待”実らず!?(官邸インスタグラムより)
共産党の志位委員長は、日米安保破棄発言の報道について「本当にやめるというなら結構だ」と歓迎する意向を示したという(産経新聞)。
また、元文科事
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日米安保“破棄”でネット大騒ぎ…トランプの真の狙いは?
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